環境負荷の低い神社(鹿島神宮に行きました)

2021年1月20日

環境・生態系・温暖化 神社 日々雑記・息抜き 日本人

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大好きな神社になりました

こんにちは。天然木と自然な植栽で『家族で環境について話せる庭』をつくる ガーデンハーモニーの箕輪直明です。

先日、鹿島神宮に行きました。
いや~良かったです!
私流に、鹿島神宮を一言で表現すると、「木を大切にする神社✨」「環境負荷の低い神社✨」というところでしょうか。初めて参拝したのですが、大好きな神社になりました(^^)

奥宮(ずっと離れたくない、穏やかな空気が流れていました。)

境内の樹叢に感動

樹叢(じゅそう)とは、境内に自生している樹木群のことを指します。神社が出来てから植えた樹木群ではなく、境内(神域)に元々あった樹木群・・ということです。

鹿島神宮の樹叢の状態は、本当に素晴らしいです!中途半端に「自然」をウリにしている観光地に行くくらいなら、この樹叢を散策したほうが、ずっと気分が良いのでは・・と思ったくらいです。

健康な森を感じる林床

実際に行く方は、ぜひ林床(森の地面付近)をご覧下さい。程よい湿気を保ち "しっとり" しています。荒れ地雑草(=都市の空き地に生える雑草、荒廃した山野に生える雑草)は少なく、まさに「健康な日本の森」らしい下草群を見ることができます。

街路樹、都市部の公園や庭、荒廃した山野など、けっして「豊か」とはいえない植生では、気温や湿度がジェットコースターのように激しく上下して、林床が乾いて荒れていきます。とても対照的で、歩いてるだけで気持ちイイ~ですよ!


梢端枯れしている木が少ない

木の健康状態は、枝先を見れば分かります!
「梢端枯れ」とは、樹木の先端部分が枯れていることを指しますが、鹿島神宮の樹叢を見てまわると、梢端枯れしている木が少ないのです。植物は「地上部と地下部がイコール」ですので、枝先が枯れているということは、根の先端が傷んでいる・・ということです。それは、地下の状態(環境)が良くないことを表しています。

大鳥居から入り参道を進んでいくと、この「樹叢の状態の良さ」の大きな理由・・と思われることを発見できます。

奥参道は舗装されていません✨。
舗装されていない・・ということは、地中の水や空気の動きが停滞しづらく、周囲の木々(の根っこ)の健康にとってプラスです。

大きな神社でありがちな、石をびっしり敷き詰めた参道であれば、その下地に基礎コンクリートが打設され、その下は強く転圧された砕石層になっています。圧密状態になった地中は、水や空気の動きが停滞しますので、周囲の木々(の根っこ)の健康に大きく影響を及ぼします。実際に、由緒ある立派な神社であっても、木々の状態が良くない場所は沢山あります。

様々な事情や条件がありますので、単純に「舗装が良い/悪い」と白黒つけるのはナンセンスでしょうし、もちろん自分だって、道路など様々な場所で舗装の恩恵をうけています。
でも、これだけ多くの参拝者が訪れる神社で、奥参道を舗装せずに維持し、樹叢をこれだけ良い状態に保っていることに、たいへん驚きましたし、敬服の思いを強く持ちました。

森の健康状態が良い・・ということは、周囲の空気が良い状態になります。日本人が、自然のあらゆるものに神を感じてきたことを思うと、こういう状態こそ、真の意味で「気が良い」とか「パワースポット」・・といえるんだろうな~と思いました。

木を丁寧に扱っている結果

参道に接する大木であっても、無残なゴリゴリ剪定はされていません。ましてや、街路樹のような 無残に鉛筆のようになった木なんて、どこにもありません。
長年に渡る、必要最低限の丁寧な丁寧な手入れの賜物でしょう。参道の実用をしっかり満たしながらも、古木らしい味のある姿を上手に保っています。「必要最低限」とはいっても、これだけ丁寧に「自然に見えるように」保っている・・ということは、かなりの配慮だと思います。

御神木であっても、人間の実用だけでバッサリ切られる世の中です。神社であっても、「質の悪い剪定」や「無神経な剪定」や「度を過ぎた剪定」や「配慮の足りない剪定」を、いろんな場所で目にします。非常に対照的です。



大鳥居について・天然木について

以前の鳥居は、東日本大震災の時に倒壊してしまったそうです。現在の鳥居は、境内の森から伐採した樹齢500~600年の杉の巨木を使用したもの・・だそうです。朱塗りではなく、木肌が見える鳥居で、木の質感を感じることができます。

鳥居ばかりでなく、境内の至る所で、古い木造建築や天然木の造作を目にします。「こんな場所の、こんな造りも、天然木を使ってる~!」と・・感動ばかりしていました。こんなところも、私の「大好き」ポイントです(^^)

大鳥居

奥宮の裏手、天然木の造作が味わい深いです。

湧水で澄み渡る御手洗池。禊を行う神聖な場所。

丁寧・配慮・気のよさ

私は神社通ではありませんし、他に多くの神社を知っているわけではありません。でも、今回すごく実感したことは、「気が良い」という状態。

「気が良い」とか「パワースポット」とかいうのは、そこに何か特別な「モノ」があるわけではなく、"おどろおどろしい"ものでもありません。長い間、丁寧に丁寧に、細部まで配慮をして、それを継続してきた結果が、「気が良い」場をつくっているのかな~と思いました。
皆さんは、どう思いますか?

社殿(拝殿·本殿など)

楼門

天然木が!植物が!環境が!

それにしても、お休みで神社に行っても、木々の状態を見て、地面の状態を見て、湿度を考えて、環境について考え、天然木の造作に感動し・・・「職業病か!」と笑われてしまいそうですが、「好きなんだな~」と、自分でも思います(^^)

月1回、お出かけ休養を兼ねて神社に行き始めました(月1回と決めてから、まだ2回目ですが・・・)。また、気になった神社があったら投稿しますね!

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「天然木と植物を使った屋外空間」のプロアドバイザー、ガーデンハーモニー株式会社の箕輪直明です。環境に配慮して「真剣に考えられた」屋外空間は、自然と、見た目や雰囲気もナチュラルに。実用面でも長く愛されます。「既製品を使わないオーダーメイドの屋外空間」に共感して下さる方を、楽しいアイディアいっぱいでお待ちしています。「優しい気持ちになれる、穏やかで素朴なナチュラル」をあなたに。

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