木々の本来の美しさは環境ありき
こんにちは。人にも環境にも優しい【雑木の緑に包まれる 気持ちイイ自然な庭】つくる、ガーデンハーモニーの箕輪直明です。
新潟県に行っていたのですが
豪雪地帯の雪解け直後、標高に応じて、芽吹きや葉の展開など 春らしい様子を見ることができました。
平地でしたが、はっとするほど美しい落葉樹の芽吹きと、それを可能にする理想的な環境に出会い、やっぱり「木々の本来の美しさは、環境ありきだな~」と、あらためて思ったのです。
理想的な環境を実際に見て感じる経験
密集していない背の高い木(この写真の場合はスギ)の明るい木陰になって、柔らかい木漏れ日が注ぎ、程よい空中湿度を保ち、程よく下草が茂る環境。
「庭で 落葉樹を育てるために、こういう環境をつくってあげたい!」と憧れてしまう 理想的な環境でした。
100%叶えることは難しい現実がありますが、外来樹やパイオニア性質を持った完全な陽樹・大木になる木でなければ、落葉樹には こういう環境を用意してあげたいものです。
実際に、この “本当の” 美しさに接すると、はっと息をのむような光景に接すると、「シンボルツリー」といった木の使い方・考え方を、強く戒められるものです。
公園でランドマークツリー的な使われ方をする 大木になる陽樹でもない限り、カンカンの直射日光が当たり、道路・コンクリートから強い照り返しを受けるような場所に、シンボルツリーとして単独で植えることは・・・やっぱりムリがある。
そんな雑木の植栽をされたら・・・やっぱり木が苦しいし、健康に育つことはありません(=人間にとっても過ごしやすい心地よい環境にはなりません)。
10年以上前には、自分もやっていたことなんですよね。
近道はなくて、こういう生きた経験を重ねるしかありません。
"本物の" 環境を、実際に自分の目で見て 感じる経験は、シンボルツリーと表現されるような「生きものである植物をディスプレイ(見た目の材料・飾り)として使うこと」に、戒めを与えてくれます。
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私が「環境に配慮した庭」をつくる理由
日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?
私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。
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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。
2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。
3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。
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