解説編「首都圏の住宅地に生まれたばかりの小さな雑木の庭」

2023-07-02

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2つ前の投稿と逆方向の写真と説明

こんにちは。
人にも環境にも優しい【雑木の緑に包まれる 気持ちイイ自然な庭】つくる、ガーデンハーモニーの箕輪直明です。

地方や郊外と比べたら けっして広いわけではない敷地ですが、雑木に包まれる小道を歩く 最高に気持ちイイ庭ができました。2つ前の投稿とは逆方向に歩き、簡単な解説も書きました。

ホームページでの記載は下記ページです。

雑木の緑に包まれるのが待ち遠しい部屋からの眺め

庭を歩く前に・・・
「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」を部屋から見た写真

部屋の中からは、こんなふうに見えます。
生まれたばかりの庭ですので、まだ “すかすか” ですが、木々の緑がつながって 雑木の緑に包まれる頃(目標3年後)になれば、最高に気持ちイイ眺めばかりでなく、木陰を抜ける涼しい風により 住環境も良くなっているはずです!

ダイジェストの動画(庭の説明など)

まずは ダイジェストとして、instagramにも投稿した動画です。

では東側から雑木の庭を歩きます

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」を東の入口から見た写真
庭の入り口です。土の環境を傷めないように、この石の固定にもモルタルやコンクリートは使っていません。また、大きいサイズの石の裏(底)には全て、土の中に水や空気を送り込む造作を施しています。タイヘンな作業ですが、ここまでやります!

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」ウッドチップの小道沿いの植物
生まれたばかりの庭ですから まだ緑はつながっていませんが、これから “しっとり” 落ち着いた雰囲気になるはずです。地表を守るためには大切な植物たちです。

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」木々の間を進む
このウッドチップの下(見えない土の中深く)には、豪雨による大量の雨水であっても さ~っと地中深くに浸み込ませ・保水させる仕組みがあります。植物たちを潤しながら、地中深くと地上部で水や空気がスムーズに動き、庭の環境(過ごしやすさ)をつくり出します。

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」ウッドフェンスと雑木の間を進みます
山や森では大きな木の林床に育つような落葉樹を守るために、配置など様々な工夫をしています。これは、センスや見た目・・・といった話ではなくて、かなり理詰めの作業です。

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」落葉樹の柔らかい枝が伸びる様子
木々がこの庭の環境に慣れて、いきいきと枝葉を伸ばし、緑のトンネルに育っていくのが今から楽しみです。

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」雑木の間を抜ける場所
部分的に かなり強い直射日光があたる庭ですので、植栽後しばらくは そのへんのケアが続くはずです。日本に自生する植物で、カンカンの直射日光に耐えられる植物というのは、そんなにありませんから。

「小さな雑木の庭 風が流れる緑の小道」西の出口に抜ける開けた場所
ここから先は、猫ちゃん用の “草っぱら”  みたいな場所・・・として残しました。あえて密に植栽せず、開けたスペースのままになっていて、ここだけ意図的に、異なる環境(=異なる生態系)をつくっていきます。

この庭が かなり高いウッドフェンスで囲まれているのは、「猫ちゃんを庭で自由に遊ばせたい」というご希望からスタートした案件だからです。

いつもの確認ですが
ガーデンハーモニーでフェンスといえば、100%「国産の天然木材を使ったウッドフェンス」です。どこまでも「木のガーデンハーモニー」なのです(^^)

工事途中の写真
参考までに、これは 工期前半(土の中からの環境改善が終わった段階)の写真です。

植栽作業の進め方

この現場の植栽は、その時その場・・・·即興で仕上げていきました。

「即興で植栽」というのは、「見た目」とか「閃き(ひらめき)」という意味ではありません。
 
工期中、新たな植物を加える度に

「ここだと居心地いいかな?それとも眩しくて暑いかな?」

「君たち、ここで共存しながら、程々に競争して育ってね!」
 
等々、植物と会話しながら、その場の環境を再確認しながら(感じながら)、即興的にその場に最適の植物を選び、最適の策を講じながら・・・かなり理詰めで「環境づくり」の作業を続ける進め方です。← 私にはこういう自由な進め方が合っているようです(^^)

2つ前の投稿でも書きましたが、「見た目」だけのガーデンデザインに、植物を「飾り(ディスプレイ)」として当てはめるようなことは しません。

都市型水害の原因に加担しない庭・環境負荷の低い庭

基本はいつも通りです。

【都市型水害の原因に加担しない庭】
ゲリラ豪雨であっても、その雨水を地中深くに浸透· 保水させて、地中をゆっくり移動しながら 木々の健康を育む庭。
 
そのため、コンクリート・モルタルや転圧した砕石層は、木のフェンスの柱を建てる以外では一切使っていません。ハード系の庭づくり(←これが99%一般的なのかな)とは正反対の思想です。

※施工時にあった既存の物は除く。


【つくる時も、その後も、環境負荷の低い庭】
◇フェンスの材料は国産の天然木材。
・・・石油製品を使わないことはもちろん、他国の森を破壊しない。日本の山と林業を守る。

◇客土(土の搬入)はしない。
・・・「他から土を持ってくること=他の地域の山・森を削りとること」だからです。
 
◇土の中から環境改善する資材、地表(大地の肌)を守る資材は、剪定枝やウッドチップ・廃棄ポーラス(多孔質)資材・放置竹林の手入れから発生した資材・・・など、環境負荷の低いものを使う。
 
◇敷石は国産で、使用量は最小限にする。
・・・石は大好きな素材です。木材には表現できない柔らかいランダムなラインがあります。でも私はあえて “なるべく使わない” ようにしています。石を採ることは山を切り崩すことであり、かなり重量がある石は 運搬時のCO2発生が多いからです。

もちろん、使い方しだいですし、上手に土の環境改善と関連付けて使っているトップランナーの方も知っていますが、石についてもう一つの理由があります。
これはなかなか(特に庭分野のトップランナーには)理解して頂けないと思うのですが・・・

もう一つの理由とは
「ノウハウがあれば」誰でもつくることができる 「“軽い” 庭をつくりたい」という考えです。「軽い庭」という感覚も個人的なものなので、ご理解いただくのは難しいと思うのですが・・・
いくら「自然な様子を再現する」という目標があっても、庭という器に 大きな石を持ち込むことは、どうもしっくりこないのです。

もちろんこれは、「ノウハウがあれば」という限定ですので、「誰でも」はあり得ません。真似できそうに見えても、私の真似は無理でしょう。

そして当然のことですが
◇今後の管理で化学薬品(病害虫への農薬・除草剤など)は一切使いません。

あなたの家の庭も地球環境とつながっています

あなたの家の庭も、都市型水害やヒートアイランド現象や地球温暖化とつながっています。
 
そして結局、「環境づくり」が出来ている庭は、水や空気が滞りなく動くので、人間にとっても「過ごしやすい心地よい庭」になります。
 
他の生きものにとっても、地球にとっても、住まうご家族にとっても・・・皆ハッピー!
「人にも環境にも優しい、雑木の緑に包まれる庭」をつくります。


↑ この投稿はここまで ↑


私が「環境に配慮した庭」をつくる理由

日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。

お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?

私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。

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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。

2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。

3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。

その他のページ

人にも環境にも優しい 自然な雑木の庭|埼玉県のガーデンハーモニー
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環境再生医·上級 / 雑木を使った自然植栽と国産の天然木材で「緑に包まれる環境に配慮した庭」をつくる、ガーデンハーモニー株式会社の箕輪直明です。雑木の自然な植栽が健康に育つ庭は、人間にとっても過ごしやすく心地よい庭であり、環境への負担が小さい・・・優しく穏やかな庭になります。見えない土の中の環境から改善し、水と空気がスムーズに動く気持ちイイ庭をつくります。

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