森の中で「自然な庭」を考える
こんにちは。人にも環境にも優しい【雑木の緑に包まれる 気持ちイイ自然な庭】つくる、ガーデンハーモニーの箕輪直明です。
森の中で 水の流れを見ていると、「自然の仕組みは完璧なんだな~」と実感するのです。
ならば、出来るだけ それに近い状態をつくれば「自然な庭」になる・・・ということですよね。
自然の仕組みは完璧
流れに沿った崖部分は、水や空気が行き来する「地球の呼吸口」であり
流れのラインは、水の通り道だけでなく、風の通り道でもあります。
写真の奥から、ふわ~っと風が流れてきそう!
水の流れというのは、見えている部分だけではありません。
流れの底では、水が湧き出たり 浸み込んだり・・・見えている部分より はるかに大きい範囲で 水の動きがあります。
水が動けば、それに連動して空気も動く。
空気が動くから「気持ちいい~」場所になります。「よくできてるな〜」
「自然の仕組みは完璧なんだな〜」
って、思いますよね。
見えないところから「自然な庭」
地上や地表面近くの生態系を豊かにしたり、見た目や雰囲気を落ち着いたものにするために 雑木を使った自然な植栽にする。もちろん、「自然な庭」をつくろうとする時、見える部分に「こんな樹種・樹形の木を、こんなふうに植えよう」というのは大切なのですが、それは上辺だけでしかないんですよね。
庭の見えている部分が自然に見えたとしても、見えない部分に自然の仕組みがなければ、一面的でしかない...ということです。
「見えないところから自然の仕組みがあるのか?」を大切にしたいと思っています。
土の中から環境改善することも、土間コンクリートやレンガ張りやタイル張りなど面的舗装(面的に土を押しつぶして地表部を固める工法)を出来るだけやらないことも、これが理由です。
土の中深くから呼吸できる庭でなければ、「自然な庭」にはならないから。
そして、「自然の仕組み」がある「自然な庭」であれば、結果的に 人間にとって「気持ちいい」「過ごしやすい」庭になりますし
環境に負担をかけない庭になりますので、都市型水害やヒートアイランド現象の原因に加担しない庭になります。
大切なことは、見えないところに。
だから、見えている部分だけで判断するのではなく、いつも 見えないものを「みる」ようにしたいですし、「全てがつながっている」ことを忘れてはいけない!と思っています。
見えるところで欲張らない庭
一つ補足します。いろいろな考え方がありますので、他者の考えは尊重したうえで、あくまで私の(ガーデンハーモニーの)考えです。
「自然を再現する」というと、渓流にあるような 人力では運べない大きな石を庭に搬入したり、水景をつくる方向性も 庭の世界にはありますが、私はそれはしないです。
平地の住宅地に、人力で運べないような大きな石があることも、渓流のような水の流れがあることも、私には違和感があるからです。
そのために、山を削って大きな石を採ったり、大量の燃料を使って石を運んだり・・・というのは、「ちょっと違うかな」と思うのです(海外から輸入するなんていったら、なおさらです)。
見える部分について、欲張らない庭がいいな・・・というのが私の考えです。
↑ この投稿はここまで ↑
お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?
私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。
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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。
2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。
3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。
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私が「環境に配慮した庭」をつくる理由
日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?
私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。
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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。
2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。
3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。
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