保育園でメンテナンス講習
こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。いつもの保育園で、正門前にあるウェルカム植栽のお手入れ講習。この植栽スペースの管理を「園の皆さん自身で出来るように」、数ヶ月ごとに訪問し、実践しながらの講習でサポートしています。自然な植栽を管理するために、少しは参考になりますでしょうか。
初夏の様子
冬の植栽スペースは分かりにくいので、まずは初夏の様子をご覧下さい。
保育園(こども園)という場所柄、ガーデンハーモニーにしては珍しく「花が多め」で、「分かりやすく目立つ色·形·大きさ」の植物を選んでいます。とはいっても、整然と一年草だけ並んでいる花壇ではなく、自然な本格的アレンジ植栽です。
生態系豊かな植栽スペース
私も環境を専門としていますので、この植栽スペース内だけで「環境改善できる」なんてことは思っていません。本気で環境改善するには、周囲(地域)の高木と地中環境からケアしなければなりません。
でも、よくある「ありきたりな花壇」よりはずっと良い。この植栽スペースの中には、環境について語る「きっかけ」が沢山あります。テントウムシ・カエル・カマキリ・トカゲなど息づく・・・生態系豊かな(食物連鎖の分かる)植栽スペースに育ち、土の状態も違います。
先日の作業中には、冬眠中のカエルさんを発見。起こしちゃってゴメンね~まだ寒いからね・・もう少しおやすみ!
先行作業のご報告・意見交換
先日、私の方で、「長期的に見て、園の担当者さんだけでは手に負えなくなる部分」について、テコ入れ補助作業をしましたので、まずはその報告と説明から。先日の作業の主な目的は2つ・・・
1)いくつかの植物を移植し、配置を調整して管理しやすくする。
2)水や空気の動きを活性化させ、地中環境を改善する。
現在(冬)の様子
低木の剪定作業など
知らない雑草の確認、水やり度合いのチェックなど、いつものルーティンを終えた後は、落葉期に行う低木の剪定作業など。「切る」ことは勇気がいりますが、まずは経験・・ですので、思いきってお任せしています。
先輩に確認しながら低木の剪定
ちなみに、これだけ多種多様な植物(植栽工事の時点で79種)が含まれる植栽スペースですが、先輩Iさんは、多くの作業を自主的に出来ます。3年半が経過して、もうかなりのレベル!保育園(こども園)という多忙な職場で、空き時間を見つけながら、ここまで植栽管理できているんですから、頭が下がります。
通路の調整・施肥など
次に、先日の私の作業で植物の位置が変わり、それに合わせて通路の「通り」も変わっていますので、「ご自分達が管理しやすいように」最終調整をしてもらいました。また、冬場の施肥作業も行いました。ちなみに、ガーデンハーモニーの肥料への考えは、一般に言われている事と全く異なります。科学的な考えのもと、植物の声を聞きつつも過保護にしない・・独自のアドバイスを行っています。
屋外空間に関する教育業
ガーデンハーモニーは、「工事が完了したら、ハイおしまい」ではありません。よく聞く「アフターメンテナンス」という意味もありますが、もっと根本的な違い。語弊を恐れず書くとすれば、「工事屋さんではない」「建設業ではない」といったニュアンスになるかもしれません。庭や外構など「屋外空間に関する教育業」・・みたいなニュアンスですね。天然木製の機関車
お馴染みの「天然木製の機関車」も、青空に映えてイイ感じでした~!その他のページ
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