リフトの上で雑木植栽の勉強?
こんにちは。人にも環境にも優しい【雑木の緑に包まれる 気持ちイイ自然な庭】つくる、ガーデンハーモニーの箕輪直明です。
間伐材ウッドチップ舗装協会の仕事(施工技術指導の担当理事をしております)で、スキー場のリフトに乗って現場に向かう仕事があったのですが、
リフトの上でも、あっちきょろきょろ、こっちきょろきょろ・・・「都市部の雑木の庭づくりに生かせるかも」と、観察ばかりしていました。リフトの上でも勉強はできます(^^)
荒んだ森の端 ≒ 都市・住宅地の環境
スキー場、キャンプ場、その他リゾート施設(自分も利用することがあるので何も言えません)等で、森が削られた端っこというのは、本当に無惨で 見ていると涙が出そうになるのですが、そこからも学びがあります。
開発される(森が削られる)と、そのラインから数メートルは傷んで、森の端がさらにセットバックします(環境分野の専門用語でいえば「エッジ効果」といいます)。
健康な森と比べて 著しく乾燥し、湿度の乱高下が始まり、直射日光や強い風にさらされ、土の中の環境が変わり・・・と、原因はいろいろなのですが、その環境は つまり、都市・住宅地型の環境に近くなるわけです。
自然が豊かな場所と人間が活動する場所との接点では、豊かな森林内を歩く時とは、また違った気づきがあるのです。
教科書通りでない雑木の様子に謎が深まる
そんな厳しい条件下で、予想通り バリバリ·ガレガレに傷む木がほとんどなのですが、意外な木Aが パイオニア性質を発揮して、日向側に枝を伸ばしてきたり、実生(種が発芽)で育ち始めたり・・・
頭にある教科書とは違うことを 発見することがあります。
ということは
都市(住宅地)という荒野でも、「山の木、森の木」の印象が強かったAという木が 健康に育つのかもしれない。
・・・等々、そんな観察(想像・仮定)をしながらリフトに乗っていました。
う〜ん
でも、やっぱり ありえない気がするな〜
平地の環境だと厳しいだろうな~どうだろう?
近道はありません
いずれにしても
実際に 現地(山や森林)で観察して、"生きた" 情報を自分の感覚で得ることは、自然風の庭で扱うような雑木について知識を深めることにつながります
本にも載ってないですし、ましてやインターネットに書いてもないですし、人に聞いたとしても 自分軸での確認が必要ですしね。
↑ この投稿はここまで ↑
私が「環境に配慮した庭」をつくる理由
日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?
私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。
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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。
2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。
3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。
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