里山の自然のなかで「命の循環」を実感するツアー

2023-05-28

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まさに『里山ぐるぐるツアー』

こんにちは。
人にも環境にも優しい【雑木の緑に包まれる 気持ちイイ自然な庭】つくる、ガーデンハーモニーの箕輪直明です。

NPO法人 小川町風土活用センター(NPOふうど)さん主催の『里山ぐるぐるツアー』に参加しました。


NPOふうどさんが関わるイベントは2回目の参加ですが、その素晴らしい活動を体感してもらいたくて、今回は妻も一緒に参加しました。

人と自然が適切に関わり合いながら、自然の力を上手に利用し、命が循環していく仕組み・・・『里山ぐるぐるツアー』というイベント名はドンピシャでした!

地場産バイオガスプラント見学

【循環①】
バイオガスプラントで発生したガスを利用して、プラントの発酵槽を加温しています。

【循環②】
バイオガスプラントで産生した液肥が、地場の有機農業(自然農法)で利用されています。

町内の学校給食の残飯を回収して、嫌気発酵(メタン発酵)により バイオガスと液肥を産生しています。循環の様子を間近で見学できます。「大きな牛が横たわっている」というご説明は明快でした!

学校給食の残飯、これがバイオガスや液肥に生まれ変わります。

発生したガスで発酵槽を加温しています。他所からエネルギーや熱源を持ってくるのではなく、その場で循環させています。素晴らしいです!

近くの雑木林に移動

有志グループ「杜の集会場」の皆さんの活動場所を見学しました。

【循環③】
雑木林の落ち葉から製造した堆肥が、地場の有機農法(自然農法)に利用されています。

ここの雑木林の落ち葉が、小川堆肥組合さんの堆肥づくりに利用されています。

谷津田のため池に移動

ため池に向かって移動中

日本農業遺産「比企丘陵の天水を利用した谷津沼農業システム」に認定されているため池を見学。
 
【循環④】
ため池の水(雨水)を無駄なく利用した農業

小川堆肥組合さんの製造現場を見学


【循環③】前記の通り

昼食はピンポン飯店さんのガパオライス

化学調味料・白砂糖不使用のキッチンカーです。
 
【循環⑤】
ここまで見学してきた液肥や堆肥で育てられた野菜(それも、当日ご案内して下さった方が育てた野菜!)を使った食事です。
 
ピンポン飯店さんのご説明によると・・・
卵は 地場産の平飼い卵(NPOふうど会長さんのぶくぶく農園)、鶏肉は 卵を産む役目を終えたニワトリさんを締めたもの・・・とのこと。
 
これも命の循環です。
感謝して頂きました🙏
 
美味しかったです。
ごちそうさまでした🙏

「命の循環」をひしひし実感

『里山ぐるぐるツアー』というイベント名に込められた「命の循環」を、ひしひし実感できる素晴らしいイベントでした。
 
食事後のNPOふうどさんからの言葉
「これで、皆さんも循環の環に入りました」が、とっても印象的でした。
 
参加者の皆さんも熱心で、良い刺激を受けました✨
  
楽しかったです。
ありがとうございました💕🙏

番外編:妻の感想からの・・・

イベント解散後、JA小川直売所の有機野菜コーナーの野菜と、昼にも食べた「ぶくぶく農園」さんの平飼い卵を購入。 
 
その後、ブリスクル珈琲さんで休憩(無農薬・無化学肥料栽培の生豆を自家焙煎されているコーヒー屋さん)。
  
そこでの妻との会話
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私:どうだった?
 
妻:好気性とか嫌気性とか資源循環とか、いつも(私から)聞いてる話だから、理解できた。うちだって、生ごみは庭で循環させてるしね。でも一つ、すごく気になった。
 
私:何なに?
 
妻:ネギの青い部分と 大根の切れ端が捨てられていて、「もったいない」と思った(→ 給食残飯の写真)
 
私:そこかい!(でも大切✨)
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うちでは、ネギの青い部分は 薬膳スープ?等のメニューで無駄なく使い切りますし、根菜類の皮は 剥かずにそのまま食べますし、大根の葉も捨てないですし・・・

「命の循環」をひしひし実感

ということで・・・


美味しかった昼食(ピンポン飯店さんのガパオライス)に影響されて、我が家の晩ご飯も、ガパオライス(みたいなもの)と ネギの青い部分を使った薬膳スープ(の残り😅)・・・になりました。
 
小川町の有機野菜と平飼い卵を使って(^^)


↑ この投稿はここまで ↑


私が「環境に配慮した庭」をつくる理由

日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。

お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?

私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。

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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。

2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。

3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。

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環境再生医·上級 / 雑木を使った自然植栽と国産の天然木材で「緑に包まれる環境に配慮した庭」をつくる、ガーデンハーモニー株式会社の箕輪直明です。雑木の自然な植栽が健康に育つ庭は、人間にとっても過ごしやすく心地よい庭であり、環境への負担が小さい・・・優しく穏やかな庭になります。見えない土の中の環境から改善し、水と空気がスムーズに動く気持ちイイ庭をつくります。

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