雨乞いの思いも込めて
こんにちは。人にも環境にも優しい【雑木の緑に包まれる 気持ちイイ自然な庭】つくる、ガーデンハーモニーの箕輪直明です。
雨が降らないですね...
秋以降の水不足が心配され(既にかなり危機的な状況)、米の産地では 収穫前に稲が枯死する事態になっています。
知人の野菜農家では、暑さと水不足で 収量が大幅に減ったり(数ヶ月間 心こめて手間をかけて育ててきたのに、ほとんど収穫できない野菜も)、秋に向けた種まきをスタートできなかったり・・・かなり深刻な状況になっています。
9月に入り、夏の疲れが出てくる頃ですね。
雨乞いの思いも込めて、雨降りの日に撮った写真を載せましょう!
雨の日、しっとり味わい深い「雑木の庭」です。
こういった落葉樹を、コンクリート舗装の近くに単独で植えているのをよく見ますが、直射日光や風をもろに受けて傷んでしまい、痛々しいですね。私たちが住む都市の住宅環境というのは、自然とかけ離れた「生きづらく あまり健康に良くない環境」であること、忘れてはいけません。
降った雨は、地表から透水して 土の中で保水され、木々の根を潤しながら 少しずつ深くへ吸い込まれていき、土の中を移動していきます。
この自然な状態を取り戻すために、植栽前に 土の中から環境改善の作業を行います。そして それにより、植物の健康だけでなく、人間にとっても「心地よい」庭ができます。
地上部と土の中で、水や空気がスムーズに行き来できる庭は、皆が過ごしやすいハッピーな庭です。
「なんだか気持ちいい場所~(^^)」
そういう庭になるのです。
都市型水害・ヒートアイランド現象
猛暑など気温が高いことだけでなく、しとしと雨が少なくなり ゲリラ豪雨が多いことも、近年の異常気象の特徴です。
ゲリラ豪雨のような異常な降り方をする雨を、土の中に浸透させ・保水し・少しずつゆっくり土の中を移動させて、川にたどり着くまでに長い時間かかるようにする。
そうすることで、都市型水害(短時間の雨で 道路冠水や家屋の浸水被害や河川の洪水が起きる災害)を減らすことができます。
そのために、各家庭の庭で出来ることは大きいです。
コンクリートや人工芝、タイルやレンガ張りなど、そういった地表を覆って固めてしまう範囲を減らさなくてはいけません。
透水・保水できる環境負荷が低い庭なら、木々も健康に育つので、都市型水害だけでなく ヒートアイランド現象(都市部の気温が他より高くなる現象)を防ぐことにもつながります。
あなたの家の庭も、地球環境とつながっています。「どんな庭にするか?」によって、環境にかける負担が大きく変わります。
そして何よりも、それによって ご自分の家の庭が「過ごしやすい~!気持ちいい~!」場所になるなら、そんな素晴らしいことはありません(^^)
私が「環境に配慮した庭」をつくる理由
日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。お子さんやお孫さんの世代から
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?
私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。
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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。
2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。
3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。
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