木を使った工事から環境を考える
こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。いつも通りではありますが、木をイッパイ使った外構·庭リフォーム。工事を終えて、環境についてまとめました。外構·庭工事でのアナタの選択が、地球の環境問題につながっていく···という現実的な話。
おしゃべりする舗装?
コンクリート平板でガッチリ覆われていた玄関前は、木のステップとウッドチップ入りの自然土舗装に。
雨がやんだ直後に耳を近づけると、プチプチ···パチパチ···音が聞こえる!
まるでおしゃべりしているみたい(^^) 舗装の盤内で保水していた水分が、少しずつ地下に抜けていく音であり、大気中に放出される音でもあります。
数年後、乾燥している時は、こんな表情になるはずです。
★このウッドチップ舗装は、一般社団法人間伐材ウッドチップ舗装協会の仕様を採用しています。
身近な都市型水害から
カチカチ舗装が地面を覆う都市や住宅地では、少しの雨でも雨水の行き場がないので、道路上で水が氾濫しては、川が激流のようになります。
「都市型水害」という現象ですね😫
これは人災です。
少しでも多く水分を地下に供給する。
その水分が地下でゆっくり移動する。
それだけで微気候レベルでは
かなり気候が穏やかになります。
【用語】微気候 ⇒ 狭い範囲での気候
気候が穏やかになる··というのは、例えば夏場でいえば、積乱雲の発達が緩やかになることで、ゲリラ豪雨の回数が減り、規模が小さくなる··といったことです。
地区·地域で穏やかになった微気候が集まれば、地方、国、世界···という単位での気候を穏やかにしていきます。
山や森が好きな方!
住宅地や都市の地面での透水性や保水性が
山や森の気候に直結している!ということです。
大好きな自然を大切に思うなら
あなたの家の庭でも出来ることがある✨
ということです👍
木は優しい素材
木という素材は、触れると
寒い日は"ほんのり"暖かく
暑い日は"ひんやり"します。
この日は、季節外れの肌寒い日だったのですが、ステップの木に触れたらほんのり温かく、気分がほっとしたのを鮮やかに覚えています。この特性も、微気候を穏やかにする貢献大です!
木という素材は、本当に優しい(^^)
庭の目隠しは木のフェンスです
庭のほうは大御所が登場して、あっという間に木のフェンス完成!
ガーデンハーモニーで「フェンス」といえば、ほとんどの場合「木のフェンス」です(^^)
問いかけ:その舗装は必要ですか?
あなたの家の外構や庭。その舗装一つが都市型水害につながる···それは事実です。
「その舗装は必要ですか?」「その舗装は面積を小さくできませんか?」··そんな問いかけを大切にして下さい。
あなたの家の外構や庭は、近隣の微気候に直結しています。それは、地方・国・世界の気候変動(ニュースで聞くような大きな環境問題)につながっています。他人事ではないのです。
その他のページ
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