温暖化の影響はもちろん庭の植物にも

2021-08-01

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屋外で活動する者は温暖化を肌で感じる

こんにちは。天然木と自然な植栽で『家族で環境について話せる庭』をつくる ガーデンハーモニーの箕輪直明です。

屋外の仕事をしていると、温暖化がものすごい速度で進んでいることを肌で感じ 怖くなります。植栽計画(選ぶ植物や配置)にも大きく影響があり、年々(日に日に?)危機感が大きくなります。

候補から外さなくてはいけない植物

造園樹として実績ある植物であっても、魅力的な特徴を持った植物であっても・・・

◇自生地の中心が冷涼地である植物
◇主に山地に自生する植物

こういった植物の中には、この7.8年で、候補から外さざるを得なくなった種類も多いです。

安易なショーガーデン的な使われ方を目にすると 甘い誘惑もありますが、舗装や人工構造物からの照り返しが強い住宅地など、首都圏の庭では、あまりにもかわいそうで...私は使えなくなりました。

お客さんから希望があっても、丁寧に説明するようにしています。
地球温暖化という危機を、日々の現場で肌で感じる私たちが「伝える」ことは、意味あることだと思うのです。日本の "しっとり穏やかな" 気候に合った植物を、これからも健康に育てることができるよう、温暖化の速度を抑え、環境負荷の低い庭を手がけること、さらに進めていきます!

理屈通りにならない難しさと面白さ

とはいっても、かなり厳しい環境のはずなのに、順調に育っている木もあって···植物は理屈通りにならないから、難しくもオモシロイものです😄

木漏れ日が気持ちイイですね!


現場の途中に立ち寄った、お客さんの庭で。
写真の木(植えたのはもう何年も前)は、広い舗装された道路沿い、すぐ近くに運送屋さんの広い駐車場、周囲の植物量が非常に少ない···という場所に植えられています。そんな悪条件ばかりなのに、なぜか元気。
猛暑による"お疲れ落葉"もなく、無事に夏を越すのか⁉️

個体差があるから、植物はオモシロイ!

-----この投稿はここまで-----

私が「環境に配慮した庭」をつくる理由

日本はもちろん、世界中のどこであっても、気候変動による異常気象(猛暑や豪雨など)が猛威をふるい、日々どこかで甚大な災害が起きています。

愛するお子さんやお孫さんに
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あなた達 大人は、なぜ、知っていながら
何もせず、こんな荒れ果てた地球を残したのですか?
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と、問い責められた時
あなたは何と答えますか?

私たち大人は、彼らに何を残すのか?
その問いに対する私の答えが「環境に配慮した庭」です。

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1,小手先の地球温暖化対策ではなく、緑量を増やすことに真正面から取り組みます。

2,地表面を固めて 見える部分だけを飾る「見た目の庭」ではなく、見えない土の中から環境改善し、地下深くから地上部まで水と空気がスムーズに動く庭をつくります。

3,その結果、雑木を使った自然な植栽が健康に育ち、人間にとっても過ごしやすい心地よい空間になり、周囲や地球規模の環境に負担をかけない(例:都市型水害を起こさない、ヒートアイランド現象を抑制する、など)・・・そんな、人にも環境にも優しい庭をつくります。
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異常気象による災害は人災です。
ですから、庭と環境を専門にしてきた私は、自分がつくる庭でその問題に取り組みます。

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環境再生医·上級 / 雑木を使った自然植栽と国産の天然木材で「緑に包まれる環境に配慮した庭」をつくる、ガーデンハーモニー株式会社の箕輪直明です。雑木の自然な植栽が健康に育つ庭は、人間にとっても過ごしやすく心地よい庭であり、環境への負担が小さい・・・優しく穏やかな庭になります。見えない土の中の環境から改善し、水と空気がスムーズに動く気持ちイイ庭をつくります。

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