Philosophy for Sports参加
こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。
昨晩は、スポーツマネジメント株式会社さんで開催された、「考える」を学ぶアクティブラーニング『Philosophy for Sports』に参加しました。1人孤独になりがちなデザインに関わる人達や、「考える」に触れにくい建設業の人達と、将来こんな集まりでシェアできたら・・・と思える、実りある体験になりました。
哲学対話って
昨日のファシリテーター、NPO法人アーダコーダの角田将太郎さんの説明では以下のような内容です。哲学対話・・・正解が1つとは限らない問いについて考える。
1,主体・・・1人の人間として
2,対象・・・既存の知識や論理に対して
3,営為・・・新たな可能性を発見する
※NPO法人アーダコーダさんでは、企業での「哲学対話」研修、子供達への「哲学対話」講座などをやっています。
実際にどんな事をやったのか?
スポーツに関連する会社での集まりですので、テーマは「スポーツ」。参加した皆さんでお題を出し合い、さらにそこから投票してお題を決めました。お題は
「学生はなぜ好きだったスポーツをやめてしまうのか?」
あとは、このお題に対して参加者がフリーで意見を言っていくのですが、以下のようなルールがあって、これがポイントなんです。
ルール・大切にしたい事
1,分からないことを大切に
2,思った事を素直に(3とセット)
3,他の人の意見を受け止める(2とセット)
4,沢山質問する
5,何も話さなくて良い
※大切なことは、「話す」ことより「考える」こと。
意見の言い合いになると、深まりにくいので・・・
ゴールは・・・
もやもやすること・・・もっと「考えたい、話したい」と思えること
実際に「哲学対話」を経験して
「感想」と「学び」がごちゃ混ぜですが、以下にまとめました。◇穏やかな気持ちで「聞く」ことができ、安心感をもって「話す」ことができた。その結果、深く「考える」ことができた。
◇スポーツの場に「哲学対話」を導入する意義を感じました。そして、「哲学対話」的な時間・場が、会社などその他多くのコミュニティーに「あたりまえに存在する」ことへの希望・期待を持ちました。
◇答えが出ないことに、イライラ感をもたない。答えを出そう(決めよう)とすることで、他の意見を排除する危険性がある。
日常生活の中で、こういう「安心感をともなった対話」ができる場というのは、意外と少ないのかもしれません。実際に体験してみると、「考える」ことが深まり、心地よい「もやもや充実感」があるんです!
一緒にやってみませんか!
「哲学対話」の場を設け、絶対的な安心感の中で対話をしていくと、「考える」が深まり、何かが生まれそうな・・・そんな感覚をもちました。自分が関わるデザインや建設の世界にも、「哲学対話」の場を広げていけたら!そんな集まりができたら!・・・と思いました。ご興味ある方、ぜひお声かけ下さい!一緒に何かやりませんか!!
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