哲学対話の場を・・・

2019-11-14

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Philosophy for Sports参加


こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。

昨晩は、スポーツマネジメント株式会社さんで開催された、「考える」を学ぶアクティブラーニング『Philosophy for Sports』に参加しました。1人孤独になりがちなデザインに関わる人達や、「考える」に触れにくい建設業の人達と、将来こんな集まりでシェアできたら・・・と思える、実りある体験になりました。


哲学対話って

昨日のファシリテーター、NPO法人アーダコーダの角田将太郎さんの説明では以下のような内容です。

哲学対話・・・正解が1つとは限らない問いについて考える。

1,主体・・・1人の人間として
2,対象・・・既存の知識や論理に対して
3,営為・・・新たな可能性を発見する

NPO法人アーダコーダさんでは、企業での「哲学対話」研修、子供達への「哲学対話」講座などをやっています。

実際にどんな事をやったのか?

スポーツに関連する会社での集まりですので、テーマは「スポーツ」。参加した皆さんでお題を出し合い、さらにそこから投票してお題を決めました。

お題は
「学生はなぜ好きだったスポーツをやめてしまうのか?」

あとは、このお題に対して参加者がフリーで意見を言っていくのですが、以下のようなルールがあって、これがポイントなんです。

ルール・大切にしたい事
1,分からないことを大切に
2,思った事を素直に(3とセット)
3,他の人の意見を受け止める(2とセット)
4,沢山質問する
5,何も話さなくて良い
※大切なことは、「話す」ことより「考える」こと。
 意見の言い合いになると、深まりにくいので・・・

ゴールは・・・
もやもやすること・・・もっと「考えたい、話したい」と思えること

実際に「哲学対話」を経験して

「感想」と「学び」がごちゃ混ぜですが、以下にまとめました。

◇穏やかな気持ちで「聞く」ことができ、安心感をもって「話す」ことができた。その結果、深く「考える」ことができた。
 
◇スポーツの場に「哲学対話」を導入する意義を感じました。そして、「哲学対話」的な時間・場が、会社などその他多くのコミュニティーに「あたりまえに存在する」ことへの希望・期待を持ちました。
 
◇答えが出ないことに、イライラ感をもたない。答えを出そう(決めよう)とすることで、他の意見を排除する危険性がある。

日常生活の中で、こういう「安心感をともなった対話」ができる場というのは、意外と少ないのかもしれません。実際に体験してみると、「考える」ことが深まり、心地よい「もやもや充実感」があるんです!

一緒にやってみませんか!

「哲学対話」の場を設け、絶対的な安心感の中で対話をしていくと、「考える」が深まり、何かが生まれそうな・・・そんな感覚をもちました。自分が関わるデザインや建設の世界にも、「哲学対話」の場を広げていけたら!そんな集まりができたら!・・・と思いました。

ご興味ある方、ぜひお声かけ下さい!一緒に何かやりませんか!!

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環境再生医·上級 / 雑木を使った自然植栽と国産の天然木材で「緑に包まれる環境に配慮した庭」をつくる、ガーデンハーモニー株式会社の箕輪直明です。雑木の自然な植栽が健康に育つ庭は、人間にとっても過ごしやすく心地よい庭であり、環境への負担が小さい・・・優しく穏やかな庭になります。見えない土の中の環境から改善し、水と空気がスムーズに動く気持ちイイ庭をつくります。

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