小物植物の仕入れ
こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。明日の植栽で使う植物が足りないので、仕入れに行きました。今日は小物だけで、高木や大きめ低木はありません。植物の仕入れの現場(あくまで私の場合)、ちょっとだけ体験してみますか?
並んだ中から探す!
私が出入りする業者さんは何社もありますので、あくまで一例です。大よそ種類別にはなっていますが、一般ユーザー用の売場ではありませんので、親切な説明があるわけではありません。ズバリ!この中から探すのみ!!です。
冬場の落葉樹は・・・
落葉低木は、もう葉が落ちています。この状態から判断しなくてはなりません。昔からある品種だと、ラベルが付いていないこともあります。登録品種であれば、必ずラベルが付きます。でも、どんどん新しい品種が登場するなか、新品種の植物の真価は、ラベルに載った情報だけでは分からないものです。
じゃあ、どうするか?
実物を見て判断するしかありません。枝ぶり、冬芽(春に芽吹く部分)、節間(節と節の間)の様子、枝に触った感触・・・等々、挙げ始めるとキリがないのですが、そういった実際に見て触って得た情報から、その植物のその後の成長を予測します。
当たるのか?
「その予測通りに育つのか?」と言われれば、7:3くらいだと思います。やっぱり植物は、実際に植えてみないと分かりません!!!さらに、同じ植物を同じように植えても、場所によって全く違う成長をします。さらにさらに、その結果には謎が多い。どうしても気になる場合は、1本買って帰り、自分の家の庭に植えて、1シーズン様子を見ます。「1mくらいの樹高でコンパクトにまとまる」とラベルに書いてあっても、実際に植えたら、1シーズンで2m以上伸びたり・・・そんなことは頻繁にあります。試行錯誤ですね!
グラスが置いてあるハウス
大好きなグラスが置いてあるハウス。グラスというのは、細葉で葉脈がタテに走っているイネ科の植物のこと。場面に合わせて様々な用途があり、大活躍します。ここでも同じです。親切な説明が書いてあるわけでもなく、とにかく探す!担当者さんに聞くケースというのは、グーッと突っ込んだ専門知識に入り込む場合です。
植物との出会いは「ご縁」です
この写真のように、テープで囲んである場合があります。業者さんによりますが、これは「売約」の印なのです。
よくあります。やっとのことで見つけて、「この5年間、ずっとキミを探していたよ~!やっと会えたね!!」と叫びたくなるくらい喜んでいると・・・「あれ?これ...売約済み?」みたいなことが。そして、その後また、その植物と数年の間ずっと会えなかったり。オーソドックスな植物ならいつでも入手できますが、種類によっては、植物との出会いは「ご縁」なのです。
仕入れプチ体験いかがでしたか?
いかがでしたか?ガーデンハーモニーのお客さんにご紹介する植物は、こんなふうに仕入れています。高木の仕入れについては、また機会があればご紹介しますね!
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