そろそろ見納め
こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。
落葉樹に実るどんぐりは、もう見納めの時季になりました。来年に向けて予備知識を仕入れて、来年の秋は、お子さんやお孫さんとお楽しみ下さい。
「どんぐり」って何?
お子さんやお孫さんに、「ねえ、『どんぐり』って何?」と聞かれたら、ちゃんと答えられますか?「どんぐり」というのは、ブナ科の中のナラ、カシといった木の実(果実)です。ブナ科の木は、「母なる広葉樹」なんて表現される場合があります。広葉樹というのは、スギやマツのような針状に細長い葉をもつ木ではなく、いわゆる「葉っぱ」をもつ木。その広葉樹の中でもブナ科の木は、代表的な「森や林を形成する木」。山の森はもちろん、人里近くであれば雑木林の中で、ブナ科の木が多くみられます。どこの国でも、「森や林の恵み」というものが多岐に渡って知られ(感じられ)ていますので、そんなところから、「母なる広葉樹」といった表現をされるのでしょう。
その「母なる広葉樹」の実が、どんぐりです。
どんぐりについて語り出すと、何日も止まらなくなりそうなので、簡単にこのくらいで。
落葉樹のどんぐりを見つけるとイイことが!
その「どんぐり」の中でも、落葉樹のどんぐり。それも、山の中ではなく、人が生活する場所の近くにある森(雑木林,雑木林を残した公園など)に生えている木のどんぐり。雑木林で見つかるどんぐりは、クヌギとコナラという2種の木の実です。
クヌギ、コナラ2種とも、カブトムシやクワガタが樹液を求めて集まってくる木なんです(特にクヌギ)。ですから、夏はカブトムシやクワガタを捕まえ、秋はどんぐりを拾って遊べる。お子さんやお孫さんに喜ばれること、間違いなし!
クヌギのどんぐり
クヌギの木のどんぐり
ずんぐりしたキュートな形、アフロヘアーのような帽子・・・とってもカワイイんです。他のどんぐりよりやや大きめで存在感がありますので、子供たちウケが良い!私も大好き!!
クヌギの木のどんぐりは「二年生」ですので、今年の花がどんぐりとして実るは、来年です。時間かけてるんです!
薪を使った生活をしていた時代、そしてシイタケ栽培が菌床栽培ではなく原木栽培が主だった時代、このクヌギは、人里近い雑木林で大切にされていた木ですが、今ではほとんど見なくなってしまいました。私も小さい頃は、夏にあれだけ大量のカブトムシやクワガタを捕まえていたわけですから、クヌギの木が生えている場所を見て回っていたのでしょう。
木にぶら下がっているところもカワイイ!
コナラのどんぐり
コナラのどんぐり(この記事最初の写真もそうです)
帽子の感じが「The どんぐり」ですね
艶のあるどんぐり肌(←そんな言葉あるのか?笑)、カワイイ小さめの帽子、程よいサイズ感、「どんぐり of どんぐり」な見慣れたどんぐりの形。根強い人気です。この写真は2週間前のもので、もうほぼ落ちているはずです。
どんぐりの根が張っていました
数日前、落ちていたコナラのどんぐりを拾おうとしたら・・・
くっ付いていて拾えない。
根が伸び始めていたんです!
なんか、妙に感動してしまいました。
お子さんやお孫さんにこんな場面を見せられたら、どんぐりが「ただのモノ」じゃなくて、「生きているもの」っていうことを実感してもらえます。言葉で説明するお勉強よりも、ずっと響くものがあります。
どんぐりカワイイよ
いろいろ語り出したらキリがないのですが、まあシンプルに「どんぐり、カワイイです!」といったところ。やじろべえ作ってもよし、ただ集めてもよし、忘れて置いておいたら小さな虫が出てきて驚くもよし、根が張って「生きてる」ことを感じてもよし・・・とにかく、あのフォルムがカワイイ!ブログ記事など
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