天然木を使うガーデンデザインを形にするために（使う理由・使える理由）

屋外で天然木を使う理由・使える理由

こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。

外構・庭など屋外空間で、どこより（たぶん）も天然木を使うガーデンハーモニー。その理由や、それを可能にする感謝すべきコラボの話を交えながら、「屋外で天然木を使いたい」皆さんへのヒントを書きますね。

木の良さを屋外でも多くの人に

ガーデンハーモニーが、屋外空間でどこよりも天然木を使う理由。それは何よりもまず、私が天然の木材が大好きで、フェイク物にはない良さ（あたたかみ・素朴な質感・自然な見た目・柔らかさ、小気味よい音・感触など）を、１人でも多くの方に味わってもらいたいからです。

また、自然素材の中でも格段に「環境負荷が低い」天然木を使うことは、【本当のナチュラル】のために大事なことです。二酸化炭素の固定（大気中に大量にばらまかない）が出来て、伐採した分だけまた植える・・・木と人間生活の関係性は、環境問題を通しても非常に理にかなったものです。

屋外で木を使うことに迷っている方へ

もちろん、屋外で天然木を使うことには常にリスクがあります。私も、何度も失敗を経験しています。しかし、施工上の工夫（コツ）や木材選択を誤らなければ、屋外で天然木（それも国産材）を使うことは可能です。

もし、「屋外でも天然木を使おうか？」というスタートラインから既に、心にブレーキをかけている方がいらっしゃるなら、その「好き」という気持ちを思い出してもらいたいのです。そういった迷っていらっしゃる皆さんに、あえて一つ確認の問いをするなら、「変化」について。天然の木材は、耐久性の問題をクリアしたとしても、雨や紫外線による退色（色が変わる）だけは避けられません。この退色という経年変化を、マイナス点と見るのか？「素朴さ」というプラスに見るのか？この経年変化を含めて、自然な質感・あたたかみ・素朴さ・・・といった魅力と思えるのであれば、大丈夫です！

つくり手の問題・確認が必要

設計側でいくら木材に関するノウハウを高めていっても、「つくり手」の問題があります。木材加工は工場でのプレカットの時代ですので、家を建てる現場ですら、大工さんらしい工程が極端に減っています。ですから、天然木を使って「形にする」場面で、つくり手の問題はどこでもあると思います。一般的には、外構・庭の職人さんで、立体ものに強い器用な方にお願いすることになるでしょう。業者さんの得意不得意がありますので、プライドを傷つけないよう、「天然の木材を使いたいのですが、できますか？」と率直に、そしてリスペクトを思いを大切に確認することが必要です。

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こんな天然木に関して厳しいご時世ですが、ガーデンハーモニーの現場にはナント、伝統工法を継承する大工さんが入ってくれます。プレカット無しで家を建てるような・・・そういう腕の良い生粋の大工さんです。贅沢な話です。ガーデンハーモニーで「あり得ない」ような天然木の造作ができるのは、そんな感謝すべきご協力のお陰です。

「屋外＋天然木」の最強コラボ

ここで、ちょっとだけ注意点があります。大工さんは「木材の造作」に関するプロです。でも「屋外」のプロではないのです。ですから、こちら側の「屋外で木材を使うノウハウ」を高めたうえでコラボしないと、良い結果は出ないと思います。（専門的な話は省略しますが、いろいろ齟齬が発生します）。一般の方が大工さんに直接・・・というのは得策だと思えません（あくまで私見として）。こちら側の、日々の継続的な勉強（リサーチ）が必要ですし、大工職人側にも、柔軟なお人柄を求めなくてはなりません。その点で、ガーデンハーモニーの現場に入って下さる大工さんは柔軟で、穏やかなナイスガイ。感謝1000％です。


屋外空間とは別の話で、新築でもリフォームでも、「天然木の良さを味わえる」ものを希望されている方がいらっしゃれば、自信をもってご紹介できますよ～！

まとめ

あなたが依頼する屋外空間（外構・庭・ガーデン）の設計・施工業者さんに対して、ガーデンハーモニーと同じものを求めるのは難しいかもしれません。でも、これを読んで下さった方が、「屋外でも天然木を使おう！」とウキウキして下さって、何ができて何ができないか・・・ベースになるものをうっすら理解して下さればウレシイです。「屋外でも天然木」の輪が広がること、夢見ています。

☆プロアドバイス受付可能です。

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