いつも「木のどこ」を見てるんですか?「地上部分=地下部分」だから

2019年11月20日

環境・生態系・温暖化 季節・自然の素晴らしさ 植栽・植物のプロとして

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いつも聞かれる質問

こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。

枝をもぎょもぎょ触りながら、私がずっと木のそばから離れないので、お客さんから毎度「木のどこを見ているんですか?」と聞かれます。そこを解説します。


木のどこを見るか?

いろんな目的や見方があって、シチュエーションによっても違いますので、細かいツッコミは抜きにしてもらいたいのですが、ズバリ「どこを見ているか?」といえば、枝の先端や芽が吹いている部分を見ています。

えっ?それどこ?



はい、こういう部分です。 

真理「地上部=根」

植物を見る時、この考え方は大事です。考え方というより「真理」ですね。地上部分(幹・枝・葉)の状態は、見えない地下部分(根・地下茎)の状態とイコールです。

地中環境に何らかの問題があり、根の先端の調子が悪い(伸びることができない)場合、必ず、枝の先端や新しい芽が吹く部分の調子が悪いんです。もぎょもぎょ触るのは、その触った感覚で分かるから。人間だって、内臓など体の内部の調子が悪い時、肌の色が悪くなったり、バサバサしたり、艶がなくなったり、爪が割れたり・・・なりますよね。

そして、「地上部分の表面積=地下部分の表面積」が基本です。根のボリュームが小さいのに、木が大きく健康に育つことはあり得ません。

木を見た瞬間

こういう見方ができるようになると、木を見た瞬間にいろんな情報が入ってくるので、悲しい気持ちになることも多々あります。


上写真は、開花シーズン後半のサルスベリの木ですが、皆さん、この木の状態をどう思いますか? この木の状態は、人間でいえば「肌がバサバサで、爪がバリバリ割れて・・・」という状態です。


近くからの写真をご覧下さい。辛うじて花が咲いているとはいっても、どの枝も先端近くの葉っぱがなくて、バリバリ・パリパリして、いきいきした生気は感じられません。

地下部分(根)の先端付近も、このようになっている・・・ということです。地下の滞水(水が動いていない)層に根が当たっているとか、近くにある舗装部分やグランドなど、圧密状態に詰まった土(呼吸できない土)に根が当たっているとか・・・いろいろ想像できます。

完璧は難しくても

自分も含め、人間が文明生活をしていく限り、植物にとって100%の環境を用意してあげるのは不可能です。でも、もう少し広く「見えない部分まで」思いを馳せてもらいたいな・・・と思います。環境問題のスタートは、見えない部分まで思いを馳せる想像力から。

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「天然木と植物を使った屋外空間」のプロアドバイザー、ガーデンハーモニー株式会社の箕輪直明です。環境に配慮して「真剣に考えられた」屋外空間は、自然と、見た目や雰囲気もナチュラルに。実用面でも長く愛されます。「既製品を使わないオーダーメイドの屋外空間」に共感して下さる方を、楽しいアイディアいっぱいでお待ちしています。「優しい気持ちになれる、穏やかで素朴なナチュラル」をあなたに。

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