常緑樹だって落葉樹です??? ~ナチュラルな庭で深呼吸 74~

2020-04-10

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ナチュラルな庭で深呼吸 74より

こんにちは。天然木と自然植栽を使った『家族で環境について話せる庭』のプロアドバイザー 箕輪直明です。

Facebookページ『本当にナチュラルな屋外空間 ガーデンハーモニー株式会社』での連載「ナチュラルな庭で深呼吸」を、時々こちらでもご紹介。「74」は、常緑樹の落葉について解説しました。先入観をリセットして本質的なことに気づく。それもガーデニングです。



春なのに赤・朱・茶色・はらはら落葉

この季節、皆さんの近所の公園でも、こんな色をした木を見ませんか?春なのに、赤や朱色に染まった葉、くすんだ茶色い葉、はらはら葉っぱが散っていく。不思議に思った方、いらっしゃるのではないでしょうか。

実は、今頃がちょうど
多くの常緑樹が葉を落とす時期なのです。

一番分かりやすい例として、クスノキ(写真)を載せました。

枝の先端を見てあげて下さいね!葉っぱの新旧交代式をやってます。

透けるような淡い朱に染まって
艶々しているのが新芽🌿

くすんだ赤黒い葉が
これから散る「お疲れ様」の葉🍂

他の木でも、枝先を見ると
艶々の芽吹き、銅色のピカピカ若葉···
その中に、年老いた葉が混ざって見えます。

常緑樹の葉は散らない···?

常緑樹の葉は散らない···
わけないですよね。
生き物ですから新陳代謝があります。

人間でも
皮膚や髪で実感しますよね。

あらゆる生き物の細胞は
常に交代を繰り返します。


では、なぜ常緑樹だけ
いつも葉っぱがあるのか?

その理由は
次の新芽が吹く(若葉になる)のを
待ってから、古い葉っぱが散るから。

バトンタッチ期間の有無が
常緑樹と落葉樹の呼び名の分かれ目。


植物の葉っぱは
100%いつも「ただ緑緑している」
わけではありません。

傷んでいるところ
形がちょっとヘンなところ
地味~に虫食いのところ

いろんなのが混じっていて
それがフツー。

100%いつも「ただ緑緑している」···そんな先入観で、気づきの機会を失ってしまいます。どっちが自然なのか?考えてみて下さいね!

ネットのコピペ記事ではなく、ご自分の五感だけを頼りにして、本質的なことに気づく。それこそ、ガーデニングの大切なところなのではないでしょうか。

一言ポイント

植物の葉は「全部いつだって"緑緑"」なわけではありません。そのスタートの認識が、とても大事です。そこを誤ると、些細な問題で慌ててしまいます。植物達に自分の夢物語を強制しようとします。そして薬品をバンバン散布する。···といった具合に、肩の凝るガーデニングになってしまいます。

どっちが自然なことなの?
という本質的な視点を大切にして下さいね。

どうぞ肩の力を抜いて、ふ~っと深呼吸!

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